東小金井にのみや腎泌尿器クリニック

膀胱炎について

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膀胱炎について

膀胱炎について

2025/08/13

こんにちは。東小金井にのみや腎泌尿器クリニック院長の二宮直紀です。

 

膀胱炎とは
膀胱炎は、主に腸内や肛門周囲の大腸菌が尿道を通って膀胱に侵入し、粘膜で炎症を引き起こす疾患です。20〜40代の女性に多く、温水洗浄便座の過度使用や排尿を我慢する生活習慣も発症のきっかけとなり得ます。

主な症状
初期症状としては、「排尿時の痛み」「頻尿」「残尿感」が3大特徴です。排尿直後や尿の終わりに、下腹部にチクッとした痛みが生じることが多いです。さらに血尿や残尿感、下腹部の違和感を伴うこともあります。なお、発熱を伴う場合は悪化して「腎盂腎炎」になっている可能性もあり、注意が必要です。

検査方法
膀胱炎の診断には、まず尿迅速検査で白血球などの有無を確認し、感染の可能性を探ります。さらに尿培養検査により原因菌を特定し、薬剤感受性検査で最適な抗菌薬を選びます。再発や複雑性の疑いがある場合には、超音波検査や膀胱鏡検査によって、膀胱・尿路の結石や腫瘍の有無を調べることも重要です。

治療法
単純性膀胱炎であれば、抗菌薬(例:ニューキノロン系、セフェム系など)を数日間服用し、多量の水分摂取・安静で治癒を目指します。 漢方薬を併用することで粘膜の修復を助け、再発抑制に役立つケースもあります。痛みが強ければ、NSAIDsなどの鎮痛薬を短期間使用することもあります。

予防・セルフケア

  • 十分な水分摂取:尿量を増やし、細菌を体外へ押し流す効果があります。

  • 尿意を我慢しない:膀胱内に細菌が溜まらないよう、我慢せずに排尿することが大切です。

  • 陰部衛生と拭き方の注意:排尿・排便後は前から後ろへ拭く、洗浄便座の過度使用を控えるなど、細菌の逆流を防ぐ習慣が効果的です。

  • 生活習慣の整備:冷え・疲労・ストレス・便秘・下痢などを避け、免疫力を維持することが再発予防につながります。

  • 性行為後の排尿:細菌が尿道に入り込むのを防ぐため、性行為後には排尿する習慣をつけましょう。

 

何かご不安のことがあれば受診してください。

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東小金井にのみや腎泌尿器クリニック
住所 : 東京都小金井市梶野町5丁目11−5 
     メディカルモールひがこ2F
電話番号 : 042-385-2211


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