足のむくみ?もしかして腎臓の病気?慢性腎臓病について
2025/09/22
こんにちは。東小金井にのみや腎泌尿器クリニックの二宮直紀です。
今回は、慢性腎臓病に関してお伝えします。
当院は、2025年5月の開院以来、「泌尿器科・腎臓内科」を標榜しております。
透析医療の経験もしており、慢性腎臓病(CKD)の診断・治療・経過観察まで一貫して対応できる体制を整えています。
慢性腎臓病は腎機能がゆっくりと低下し、蛋白尿や血液検査での腎指標異常、場合によっては高血圧や浮腫(むくみ)、貧血など全身への影響を伴う疾患です。初期には自覚症状が乏しく、進行してから発見されることが多いため、早期診断が重要です。ここでは同クリニックがどのようなサポートを提供しているかをご紹介します。
主な診療アプローチ
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定期検査・モニタリング
腎機能(eGFR やクレアチニン、シスタチンCなどの血液検査)、尿検査(蛋白尿・血尿・残尿など)、超音波検査等を用いて、腎臓の状態を総合的に把握します。 -
生活習慣病との連携治療
慢性腎臓病の進行を抑えるため、糖尿病・高血圧・脂質異常症といった関連疾患の管理を重視。食事・水分摂取の指導、塩分制限、適正体重維持、脱水や過剰水分負荷の回避など、日常生活でできる対策を患者さんと一緒に取り組みます。 -
薬物治療
高血圧をコントロールする降圧薬(ACE阻害薬やARBなど)、蛋白尿を減らす薬剤、貧血対策など、腎臓の保護を目的とした薬物療法を必要に応じて行います。個々の患者さんの状態を見て、最適な処方を決定します。透析への移行リスクが高まる段階では、より厳格なフォローアップが行われます。 -
QOL(生活の質)の維持・向上
慢性腎臓病 によって生じる浮腫・むくみ・倦怠感・頻尿などの症状に対するケアを含め、日常生活で困ることがないよう配慮します。泌尿器・腎臓の専門医だからこそ、排尿や残尿感などの泌尿器症状との関連も見逃さず対応。 -
患者とのコミュニケーションと早期発見
「年だから仕方ない」と思われがちな症状でも、専門医に相談することで見落としがちな腎機能低下や合併症を早めに発見できることがあります。クリニックでは初診から丁寧な問診を行い、ライフスタイル、背景をふまえて治療方針を立てていきます。 -
まとめ
慢性腎臓病は緩やかに進行する疾患ですが、適切な検査・生活習慣改善・薬物治療を早期から行うことで進行を抑え、透析が必要となる時期を遅らせたり、回避したりする可能性があります。当院は、通いやすさ、きめ細かなフォローアップ体制を兼ね備えており、慢性腎臓病 に関する相談先として非常に頼りになる医療機関です。腎機能に少しでも気になることがあれば、まずは受診を検討されることをお勧めします。
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東小金井にのみや腎泌尿器クリニック
住所 : 東京都小金井市梶野町5丁目11−5
メディカルモールひがこ2F
電話番号 : 042-385-2211
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