健康診断で腎機能低下指摘?慢性腎臓病について。
2025/09/29
こんにちは。東小金井にのみや腎泌尿器クリニックの二宮です。
今回は慢性腎臓病に関してお話します。
慢性腎臓病(CKD:Chronic Kidney Disease)は、腎臓の機能が徐々に低下し、回復が難しくなる病気です。
日本では成人の8人に1人が慢性腎臓病を抱えていると言われており、年齢を重ねるごとに増加傾向にあります。
腎機能が低下しても初期には自覚症状がほとんどないため、発見が遅れるケースも多く、定期的な検査が重要です。
主な原因としては、高血圧や糖尿病、加齢、生活習慣の乱れなどが挙げられます。放置すると腎不全へと進行し、最終的には人工透析や腎移植が必要となる場合もあります。また、CKDは心血管疾患(心筋梗塞や脳卒中)のリスクも高めるため、全身の健康管理が求められます。
当院では、慢性腎臓病の早期発見・進行予防に力を入れており、血液検査や尿検査による腎機能の評価、食事・生活習慣指導、高血圧などの管理まで、総合的に対応しています。
状況によっては慢性腎臓病に対しても内服治療を行います。
患者様一人ひとりの状態に応じた治療計画を立て、安心して継続的な通院ができる体制(東小金井駅徒歩3分、武蔵小金井駅 から1駅)を整えています。
腎臓は「沈黙の臓器」とも呼ばれるほど、症状が現れにくい臓器です。少しでも不安がある方や、健診で異常を指摘された方は、お早めにご相談ください。
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東小金井にのみや腎泌尿器クリニック
住所 : 東京都小金井市梶野町5丁目11−5
メディカルモールひがこ2F
電話番号 : 042-385-2211
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