陰嚢のしこりを自覚。精巣腫瘍について。
2025/10/14
こんにちは。東小金井にのみや腎泌尿器クリニックの二宮です。
今回は精巣がんについてお話します。
精巣がんは、男性の精巣(睾丸)に発生する悪性腫瘍で、比較的まれな疾患ですが、20〜40代の若年層に多く発症するのが特徴です。
初期には痛みのない精巣のしこりや腫れとして現れることが多く、自覚症状が乏しいため、早期発見には自己チェックが非常に重要です。
精巣がんには「セミノーマ」と「非セミノーマ」の2つの主なタイプがあり、がんの種類や進行度に応じて治療法が決定されます。一般的な治療には、手術(精巣の摘出)、化学療法、放射線療法などがあり、早期に適切な治療を行えば、非常に高い治癒率が期待できます。
当クリニックでは、超音波検査(エコー)や腫瘍マーカーによる血液検査、MRI を用いて、精巣がんの早期発見と診断を行っています。
また、手術などの治療が必要な場合には、専門の医療機関と連携し、速やかにご紹介いたします。
若年層の方で、精巣に違和感やしこりを感じた場合、たとえ痛みがなくても、自己判断せず、早めの受診をお勧めします。
精巣がんは、早期発見・早期治療によって命を守ることができるがんです。少しでも不安がある方は、お気軽にご相談ください。
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東小金井にのみや腎泌尿器クリニック
住所 : 東京都小金井市梶野町5丁目11−5
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